私たちは日々たくさんのことを感じたり考えたりしながら生活しています。いつも主人公は自分であり、自分がどのように思ったり感じたり考えたりすることが一番の関心事ですよね。うれしさや悲しさ、怒りや憎しみ、感動したり安らぐこともあればつらく苦しい時もあります。そんなたくさんの気持ちを毎日感じて集めてゆく。その気持ちこそが自分です。たくさんの気持ちを収穫するためにみんな生きています。このことを少し考えてみましょう。
1.気持ちが自分自身です
私たちは毎日何かを思いながら生きています。それぞれ思うこと考えることは違うと思いますが、何かを見たり聞いたりして何かを思い何かを考えながら生活しています。それが気持ちであり自分の存在だと思います。自分はこう思うとか、自分だったらこうするとか、みんな思ったり感じたり考えたりする元を持っていますよね。その自分という元になっているのが今まで収穫してきた気持ちの固まりだそうです。ちょっと言葉にするのが下手で申し訳ありません。でもみんなその自分の気持ちの固まりを持っていて、それぞれに違います。同じものを見たり聞いたりしても思うことや考えることは違っていたりしますよね。自分が自分と認識しているものが自分であり自分の気持ちの固まりです。私たちはその気持ちの固まりを生命霊(せいめいれい)と呼んでいます。生命があり気持ちを持って活動するものという意味です。私たちは一人ひとり生命霊であり、身体を使わせて頂いて今この世界で生活しています。
2.その気持ちは自分で作ったもの
私たちの今の気持ちは長い間の生まれ変わりを通してたくさんの思いを収穫して自分で作り上げたものだそうです。素晴らしい気持ちをお持ちの方は今までずっと素晴らしい気持ちを収穫し、他の方にもその素晴らしさを分け与えて今まで生きてきたのでしょう。小さなことでクヨクヨしてしまう方はずっとクヨクヨする生き方をしてそれがクセになってしまったのだと思います。ですから今自分で持っている気持ちは誰のせいでもなく自分でそのように作ったものです。やさしい人柄とか怒りっぽい性格とか表現しますが、それも両親からもらったものでもなく、自分がそのような思いの収穫をしてきたからそのような人柄や性格になっているそうです。どのような気持ちであってもそれが自分である以上責任を持たなければいけません。今までもこれからも自分は自分の気持ちでしか生きてゆくことができないのですから。
3.素晴らしい気持ちを作らなければ価値がない
生命の大親 に生命を頂き、気持ちも持たせて頂きこの世界で活かされ生きています。それは素晴らしい気持ちをたくさん収穫し素晴らしい気持ちを作り上げるためだそうです。私たちはながい時の中で今の自分の気持ちを作っています。もちろんこれからもずっと続いていくものですから、良いところはもっとより良く悪いところは少しづつ減らして自分の気持ちを素晴らしいものにしていかなければなりません。誰でも苦しみや嫌な気持ちより素晴らしい喜びで生きたいと思いますよね。そうでなければ生きている価値がないのですから。ですからまず自分をよく見つめて良いところや直すべきところをよく考えましょう。たとえ自分の気持ちがどのようなものであっても素晴らしく作り替えることができます。まだまだ私たちは気持ち作りの途中でありこれからもずっと続きます。
どのような自分の気持ちであってもそれは自分にとって一番大切なものです。自分から逃げ出すことはできません。ですからもっと自分を大切にしましょう。投げやりな気持ちやふてくされるのではなく、素直に自分と向き合いましょう。心の奥底では素晴らしさを求めているはずです。自分の存在はかけがえのないものであり何よりも大切なものです。
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