私たちは 生命の大親 より何でもできる力と働きを頂きこの世界で生きています。その力は私たちが考えているよりもっと大きく圧倒的なものであり決して枯れることもありません。その力を最大に活かしより素晴らしくなって行くことができます。ですから素晴らしさを手に入れるために積極的に何かをしなければなりません。何もしなければ何も手に入れることはできません。生きることは素晴らしく成長発展していくために自分の力を使って活動することです。今までとは違う新しい気持ちで新しいことに挑戦しましょう。
1.生きることは無限に発展していくこと
私たち全ては今のこの世界では両親から子供として誕生しました。小さな子供の頃はいろいろなことに興味を持ち、見るもの聞くものみな新鮮で光り輝いていて、毎日が驚きと感動の連続であったと思います。じっとしてはいられない活力に満ちた時でした。ですが大きくなるにつれその感覚も少しづつ薄れていきます。子供のころのように無邪気で好奇心旺盛なままではいられません。やがて小さい頃の夢も忘れ失敗を怖れ無駄なことはやめ、新しいことに挑戦する気持ちもだんだん無くなってしまい、今の自分の小さな気持ちをひたすら守ることに精いっぱいになってしまいます。身体の成長に合わせ身体が成長している間は気持ちも成長しますが、成長が止まると気持ちの発展も止まってしまいます。身体と気持ちは別のものであり身体に合わせる必要はありません。
この人生の残された時間に関係なく気持ちだけは無限に大きく発展させていくことができます。むしろこの人生が終わり次の人生のためにも今を大切に一生懸命に生きるべきだと思います。
2.素晴らしさを感じるための活動
ただじっとしていても素晴らしく発展することはできません。生命は素晴らしさを求め何かをしていくために頂いた力と働きです。何もしなければせっかく生命を頂いたことが無駄になってしまいます。今までしたいなと思っていてもどうせ無理だからとか、自分で勝手に理由を付けてやらなかったことがたくさんありますよね。とにかく今までと違った新しい気持ちで新しい何かをやってみましょう。できなかったことができるようになるのが成長であり発展です。小さいころに感じたように素直に一生懸命やってみて、できた時の喜びが素晴らしさを感じることであり生きる喜びのひとつだと思います。失敗してもかまいませんから何度でも挑戦しましょう。そのことで今まで見えなかったことや、感じることのなかったものが必ずあるはずです。
一流の登山家はより条件の厳しい時期やルートをわざわざ選んで登頂を目指します。たぶんそこには私たちにはわからない喜びがあるのだと思います。困難なことであればあるほど成し遂げた時の喜びは大きいはずですから。
3.喜びは与えることで何倍にもなります
では実際に何をすればよいのでしょうか。どうせ何かをするのでしたら他の誰でもよいので喜びを与えることをしましょう。自分のために何かをしてもそれは本当の喜びにはならないような気がします。喜びや幸せを他の方に与えることができればいつか必ずその喜びは自分に返ってきます。その喜びをさらに他の方に与える。幸せや喜びはどんどん大きくなっていきます。そしてその輪を家族などの小さなものから少しずつ広げ、地球全体にまで広げることができたらどんな地球になるでしょうか。きっと素晴らしい世界がそこにあると思います。みんなわかっていることであり心の奥底ではそれを望んでいるはずです。
はたして自分にそんなことができるのだろうか。誰もがそう考え実際にやろうとはしません。今までもたった一人で多くの人を動かしたり一国をも動かしてきたりしています。お与え頂いた力を自分の野望ではなく、多くの方の喜びや幸せのために使いましょう。そこに本当の喜びや素晴らしさがあると思います。勇気をもってまず一歩を踏み出しましょう。
私たちは 生命の大親 に頂いた力を使い、互いに争い合い奪い合うことをずっと続けてきました。それは本来の使い方ではないとわかってもいるとも思います。争い傷つけ合うのではなく、互いに喜びや幸せを与え合い、その喜びや幸せをともに感じ大きく広げていくことが本来の姿だと思います。そのことを少しでも他の方に伝え広めてゆくことで自分が生きていること、存在していることの大きな意味になると思います。
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