私たちは素晴らしくなるためにこの世界で生きています。そのためにたくさんの活動をしています。生命の大親 は素晴らしい思いをたくさん感じさせて下さるために私たちに生命の力を与えてくださいました。でも毎日の生活でどれだけ素晴らしさを感じていますか。一生懸命生きているのになかなか幸せをつかむことができない。不安やイライラでストレスだけが増え押しつぶされそうになる。そんな毎日をすごしている方も多いと思います。どうすれば素晴らしい一生になるのか考えてみましょう。
1.思い描くことができる
私たちは美しさや貴さ、楽しさや美味しさを気持ちの中で思い描き記録しておくことができます。きれいな風景を見て美しいと感じる力と、そのことを通していろいろ考える力があります。小鳥たちは電線にとまってきれいな夕陽に向かっていてもその美しさを感じてはいないと思いますし、虫たちも花が美しいから寄ってゆくのではないと思います。まだ小鳥たちや虫たちにはその美しさを思い描く能力が備わっていません。私たち人間はいろいろなものを見て美しいと感じたり、美味しいものを食べておいしいと感じることができますよね。とてもありがたいことです。
ですが同時に嫌な思いも感じることもできます。苦しみや悲しみ、腹立たしい事や絶望感、不安や嫉妬心など数え切れません。そんなたくさんの思いの中で良い思い、素晴らしい思いだけを感じて生きていければ本当に素晴らしい人生にすることができますよね。
2.感謝がなければ一時の感情で終わってしまう
私たちはこの人生において人との出会いや命の誕生、美しい自然の風景や素晴らしい音楽、美味しいお料理と様々な機会を通して豊かな喜びをかみしめながら生きてゆくことができます。ここでひとつ気をつけてください。たくさんの喜びを感じていてもそれがいつまでも残っていなければもったいないですよね。人生も後半になると今まで体験したたくさんの素晴らしい思いや喜びはどこかに行ってしまい不平や不満だけが残ります。なぜ良い思いは消えてしまい嫌な思いだけが残るのでしょうか。
いつまでも素晴らしい気持ちを思い続けられる方法があります。それは素晴らしい思いを感じさせるために全てを与えて下さった 生命の大親 に感謝の気持ちを持つことです。その感謝の気持ちがあれば素晴らしい思いを記憶の奥の消えない深いところに納めることができます。私たちはその感謝の気持ちを忘れてしまいたくさんの素晴らしい思いをその時だけのものにしてきました。親は子に素晴らしい思いをさせようとしいてくれます。子は親のその思いに感謝の気持ちを持ちます。親の愛を感じて感謝の気持ちを持つこと。必要なのはたったそれだけです。
3.最高の人生にしなければ生きた価値がない
私たちは日々の生活でたくさんの活動をします。その活動のすべてが「よかったな」を感じることが目的です。朝お味噌汁を作るのは「おいしい味噌汁でよかったな」と感じるためでもあり、旅行も帰ってから「旅行に行ってよかったな」と思えればとても有意義な価値ある時間であったとなります。あらゆる行動の最終的な目的は「よかったな」のためであり、嫌な思いをするためではありません。ですから「してよかったな」を目指して頑張りましょう。中にはとても大変で困難なこともたくさん出てくると思います。そこを全力で立ち向かい乗り切って行くことで少しずつ実力が上がってきます。そこから逃げてしまったり、失敗してクヨクヨしていてはいつまでたっても実力は付きません。たとえどのようなことがあってもそれを「よかったな」で終わることのできる人生の達人の域に少しずつ近づきましょう。
そして「よかったな」をたくさん貯めてそのことの感謝の気持ちで生きることができれば価値ある人生になります。この人生は最高の人生でよかったな。と思える生き方に切り替えましょう。そうすれば今世だけでなくこの先ずっと素晴らしく生きてゆくことができるようになります。
私たちは今この命の世界で生きています。その中で少しずつ自分という存在を磨き高めていかなければなりません。そのためには一時的にはとても過酷な環境を与えられることもあると思います。そこでしか掴めない何かがあります。いくら過酷であったとしてもそこから何かを掴むことができればとても貴重な体験であったと思えることでしょう。
生命の大親 は自分に足りないところを与えてくださる道中をご用意してくださいます。人生での出来事はたとえどのようなことであっても自分に必要なことであり、それを感謝の気持ちで味わうことが生きる醍醐味です。
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