私たちは何のために生きているのか分からないままずっと生きてきました。生きる目的がわからなくても毎日の生活で困ることもないのでそのまま今まで生きてきたのだと思います。でも生きてるからただ生きているでは本当に生きていることにはなりませんよね。何のために今まで生きてきて、これからも生き続けるのか。そのことを少しづつ考えながら確実に自分のものにしていきましょう。
1.自分の気持ちが気持ちを創っていく。
私たちは毎日たくさんのことを知り、考え、感じながら生活しています。ですがほとんどのことは忘れてしまい思い出せることは何か特別なことがあった場合だけです。昔の自分の憶えていることをたどってみてもほんの一部しかありません。そんな大部分を忘れてしまっている自分の人生であってもその時々にはいろいろなことを感じたり考えたりしていたはずです。
たとえ今は思い出すことができないことであってもその時に感じた気持ちは正確に刻み込まれています。覚えているかいないかに関係なく気持ちはずっとつながって記録されているそうです。覚えていないのはどこにしまったか忘れてしまっただけであり、その時々に感じた気持ちの積み重ねが今の私たちの気持ちです。自分の気持ちがどのようなものであったとしてもその気持ちは自分でそのように創ったものです。自分でその気持ちと向き合い、責任をとっていくしかありません。
2.何を感じ考えているかが問題です
私たちはずっと続いていく時間の流れの中で自分の気持ちを少しづつ創ってきました。それはこれからもずっと続き終わりはありません。まだまだ途中ですが自分の気持ちの出来映えはどうでしょうか。
今までは自分の気持ちを自分で創ってきた感じが全くありませんでしたので、親や周りのせいにしたりしてきました。自分の気持ちであっても自分ですすんで発展させようとか、ここが悪いから直していこうといった前向きなことも考えず、ただ自分の気持ちに支配されてきたのだと思います。ですからこのことを分かり積極的に自分の気持ちを良い方向に変える努力が必要です。そうしなければいつまでも同じ自分の気持ちで生きなければなりません。
実際に何かを感じたり考えたりして今の気持ちを創ったのですから、これから先どのように感じ方や考え方を良い方向に向けていくかが問題です。素晴らしいとか美しいとか感じればその通りに記録され、嫌だな怖いなと思えばその通りに記録されます。ですから今の自分の気持ちは自分がどのように感じて生きてきたかの証です。それが今の人生だけではなくずっと続いていくことなのです。
3.実際にその気持ちで生きてみる
私たちは自分の気持ちでしか生きることができません。そしてその気持ちは自分でしか創ったり直したりすることができません。自己責任です。ですから自分の気持ちに向き合い悪いところや嫌なところを直さなければなりません。
争いたい気持ちを持っていれば争いたい気持ちが自然と湧いてきます。世界中で戦争や争いごとが絶えないのは争いたい気持ちを創ってしまった人がたくさんいるからです。そしてその争いたい気持ちは実際に争うことによって更に強くなります。ですから次の人生でも争いたい気持ちで生きなければなりません。自分の気持ちに抗うことができず、対立することでしか満足感を得られなくなってしまいます。今の人生が終われば水に流せるわけではないのです。
これは本当に恐ろしいことだと思います。歯を食いしばって悪いところは直しましょう。そのためには実際に喜びや感謝の気持ちで生きるみることです。考えているだけではダメです。実際に良い気持ちで生きなければ悪いところを直すことはできません。何を思いどう考えているかが一番大切なことです。
生命の大親 は私たちが素晴らしい価値ある、そして役に立つ気持ちを創ることができるようすべてのものを与えて下さいました。ですが私たちは対立の気持ちや自分だけが良ければという自己中心の気持ち、少しでも楽をしたいという怠ける気持ちばかりを創ってしまいました。これは大変申し訳のないことです。でもまだ間に合うと思います。
一人ひとりが頑張って気持ちを変えていきましょう。素晴らしい喜びと感謝の気持ちにあふれた地球にするために一歩を踏み出しましょう。
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