私たちは 生命の大親 にすべてを与えて頂き少しずつ成長を続けながら今まで生きることができています。このことをほんの少しですが分からせて頂きました。それまでは 生命の大親 のご存在も、何のために生きているかもわかりませんでしたし、それを考えることもありませんでした。
本当の親を分からずにずっと生きてきたんですね。たとえ目には見えなかったとしてもなぜ感じることすらできなかったのか。そして私たちはこの先どのように成長し発展していくのか。これは生きることにとってとても大切なことだと思いますので、一緒に考えてみましょう。
1.始まりはどこから
私たちも最初から人として生まれたわけではなく、最初は1つの粒子からスタートして単細胞生物のような生き物になり少しづつ成長発展し、植物や虫、爬虫類小さな哺乳類から大型の動物などを経て今のような人間にまでなることができました。これは生き物の進化の過程だと考えられているようですが、気持ちもそれぞれ成長の段階に合わせ身体を使わせて頂き少しずつ成長してきたらしいです。植物や魚などではいろいろなことを考えたりすることはまだできなかったしょうし、自分という存在すらわからなかったかもしれません。
最初は本能という生きていくために必要最小限の気持ちしかありませんでしたが、少しずつ成長するにしたがってだんだんと自分の意思を持てるようになったそうです。生き物の進化はむしろ心の成長や発展のために必要なことであったんですね。
この素晴らしい精密なメカニズムのおかげで私たちは本当にたくさんの体験や経験をさせて頂きながら何十億年もかけて今のこの心を創ることができました。考えてみますとそれまでにいろいろな生き物で収穫した気持ちの名残りがクセとして残っているものがあります。いろいろな物の好き嫌いや、得意なこと苦手なことみなさんも思い当たることがあるのではないでしょうか。
2.これからも成長し続ける
生命の大親 は私たちがそれぞれ自分たちの力でいろいろなこと知り、考えながら行動し、たくさんの思いを感じられる段階に育てて下さいました。そして今が終点ではなくこれからもずっと成長し続けます。ではこの先私たちはどのように成長しながら生きていけばよいのでしょうか。
この地球では私たちが一番進んだ生き物かもしれません。ですが本当に心の段階では一番でしょうか。いろいろなことを自由に考えられる気持ちに成長した結果、みんな自分の気持ちばかりを優先し物やお金、権力に異常に執着し自分の気持ちを満たすためなら平気で人を傷つけてしまうことをします。争いは絶えずいつの間にか人と人とが殺し合うことにさえ慣れてしまい、その恐ろしさを感じなくなってしまう。これでは一番とは言えませんよね。そして今の私たちの姿は決して正しく美しい姿ではないと思います。
もう私たちの心の段階では本当のことをわかって生きなけければいけない時期だそうです。この世界のとても大きな力のなかで活かされ生きていること。身体を持って生きることはほんの一部分で気持ちが一番大切なこと。本当の親のご存在。その本当のこと、事実に目覚めて正しい生き方に変わる時が来ているようです。
3.本気で生きなければつかめない
今までの私たちの生き方は動物たちの生き方とさほど違ってはいなかったのかもしれません。人生においての明確な目標を持つこともなく、ただ目先で起きている出来事に一喜一憂しその場しのぎの生き方しかしてきませんでした。それでは生きていることにはなりません。
生きるとは他の力に頼らず自分の力で切り開いて発展していくことだと思います。そのためにも自分の進むべき確かな目標をつかみましょう。その確かな目標をつかむことが本当に生きることの出発点なのかもしれません。日々の暮らしの中であってもしっかりと前を向き本気になって生きてみましょう。たとえ間違っていたとしてもやり直せばいいことです。ぼんやりとしていてはすべて見逃してしまいます。最初はほのかな光であった目標が次第に大きくハッキリとしてくるかもしれません。頑張って自分の力でつかもうとするものには必ずお示し下さると思います。
生きることとは進行形であり成長発展をし続け変わっていくことなんですね。
子供はいつか大人になって親の役に立つことをします。私たちは 生命の大親 そして全体のお役に立てるよう成長し発展しています。たぶんそこにはとてつもない喜びや満足感があるのでしょう。それが本当の生きる喜びであれば頑張って一緒にその喜びを味わいかみしめましょう。
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