私たちは日々たくさんのことを思い考えながら自分の心を創っています。時の流れとともに自分が作り上げた観念が複雑に絡み合いながら常に何かを考えています。思いや考えをめぐらせ自分なりの答えを導き出す気持ちの活動です。その思いや考えのもととなるものは事実でなければ正しい答えを見つけることはできません。
今までの考え方は自分の憶測や思い込み、人のうわさや嘘の混じった真実とは遠くかけ離れたものであったことを貴きお授けにより判らせて頂きました。
「自明の理」が一番大切です
真実をもとに考えることとは、大自然の事実や真理法則摂理を基準に考え判断することであり「真理思考」といいます。大自然を正しく理解し認識するためには真理思考が欠かせません。その真理思考をするうえで最も大切なものが「自明の理」です。
自明の理とは、あれこれ証明する必要のない明白な道理です。リンゴはリンゴである事実をもってリンゴであることを証明しています。リンゴがそこにある時リンゴである証明は必要ありませんね。これが自明の理です。この大自然も普遍共通の法則摂理により構成され、その一つである「循環・還元の理法」は大自然のすべての現象や事柄が循環・還元している、という事実を持って自明の理により証明されます。大自然の真理法則摂理は時空間を超えすべての現象・事柄に当てはまることですから永遠・普遍共通なる真理法則・理法です。普遍的な真理とはいつどこででも誰であっても通用し変わらないものでなくてはなりません。自明の理は真理思考の基本です。
真理思考で生きていく
私たちは大自然の真実を理解し認識するために、いまこそ自明の理の真理思考に切り替えなけばなりません。私たちが大自然の理に沿ってよりよく生きていくために、そして地球を救済するためにも自明の理の真理思考が必要不可欠です。
この地球では長い間宗教宗派の争いや対立が続いています。その争いをなくすためにも自明の理の真理思考が必要です。宗教宗派の争いや対立は神仏や信仰の仕方が異なることから起きていて、そもそも宗教宗派の信仰とはそれぞれの教えや神仏を信じている人たちだけにしか通用しません。大自然の真理法則・摂理のように永遠・普遍共通なものではないからです。
宗教宗派の神仏や信仰が普遍共通でない理由はそれぞれの人たちが自由勝手に神仏や信仰・教えを創作創造しているからです。それぞれ違う人たちが作ったものですからそれぞれに違うのは当然です。宗教はそれぞれ一人の人間が語ったことが始まりで、たくさんの人たちにより分裂し現在に至っています。それぞれの神仏は人の観念の産物であり、その存在を証明することは大自然の自明の理からはできません。
宗教宗派の神仏や信仰はそれぞれ信じている人たちにしか通用しない事柄であり、大自然の永遠・普遍共通の真実・摂理法則ではありません。地球上のすべての宗教宗派の神仏は人間の創造物であり、人間の言葉で言われている事柄にすぎません。これが真実であり真理思考した答えです。
事実を事実として正しく認識し判断する自明の理の真理思考をほんの少しかもしれませんが判らせて頂きました。私たちにはこれらの長い時間をかけてため込んだ恨みや憎しみの過去をキレイさっぱり捨て去り、新しい一歩を踏み出さなければならない時が来ています。これからは大自然の理に沿って真理思考で生きていくことが本当の生き方だと思います。
ありがとうございました。
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