生命の大親 に命と心を頂き、この世界に活かされ生きています。今のこの世界のすべてのものや私たちの体も 生命の大親 が与えて下さり、宇宙のような広大な空間と絶え間ない時の流れの営みの中で、素晴らしく成長し発展していくための時間を過ごすことができています。
では私たちは今なにをすべきなのでしょうか。今私たちがいるこの世界は思いや気持ちを具体的な形あるもので表現することができます。では日々の暮らしの中でなにをどのように表現していけば良いのでしょうか。
本当のことを知り生きていく
まず何をすべきか考える時に本当のことを知ることはとても大切です。最も基本的なことを確認しましょう。
- 生命の大親 によりあらゆるものが現された世界の営みの中で私たちは活かされ生きています。生命の大親 のご存在こそが絶対的な根源です。
- 私たちが生きていることの本質は命と心であり、身体を使っていることは一時的なことで命と心の活動は永久に続いていきます。死と思っていることはこの人生の終わりという一つの区切りでしかありません。
- 大きな全体の中の一部として生きています。全体である大自然の摂理に沿って自分らしい素晴らしい心を創り、大自然の役に立つ能力を育んで行くことが生きる目的です。
- 人が考えた神や仏は空想の世界のキャラクターであり実際には存在しません。
本当のこと、事実を少しずつでも理解して自分のものにしていきましょう。今までは考えもつかなかったことですから最初は無理にでもそう思うよう頑張って下さい。まずは何が事実であり何が嘘なのかを見分けられるようにならなければなりません。そして事実をに沿って考えられるようになれば嘘偽りにだまされたり、自分の中の不安な気持ちや執着心に振り回されることなく正しい道を歩んでいくことができます。
実際に何を思い何をしていくか
今みなさんは何を思い、何を考えていますか。私たちは今この瞬間も生きていますから何かをしなければなりません。この世界では何かをすることは自分を表現することでもあります。ですから何かを思いその結果何を表現するかがとても重要なこととなります。いくら素晴らしい心を持っていても、何らかの方法でそれを表現しなければ、何も素晴らしさを与えることはできません。
生命の大親 はわざわざ私たちに色々なことを体験し味わうことのできる世界を現して下さいました。すべてが形を持って存在している世界です。いま私たちはこの世界で当たり前のように毎日生活していますが、心は別の世界にありそこから身体という装置を使って、この世界とも繋がっている特別な時間のようです。
この世界でなければ色々なことを体験したり味わったり、気持ちを形にすることができません。リンゴは実際に食べてみなければリンゴの味はわかりませんし、気持ちも形にしなければ多くの人に伝えることはできません。思いや気持ちを具体的な形にして表現できるとてもありがたい世界です。
事実に基づいた考え方が少しできるようになりましたら、表に向かってそのことを現わしてみましょう。何を思い、どのように考えているかは表現しなければ他の人には伝わりません。ですから自分の思いを表現してみましょう。
表現の仕方はみんなそれぞれ得意なやり方で構わないと思います。ですが一つだけ決まりがあります。それは一生懸命でなければ決して思いは伝わりません。なりふり構わずみっともなくても気にする必要はありません。恥ずかしがったり照れていてはダメです。そのひたむきさがなければ人の心を動かすことはできません。今何を思い、何を表現すべきか真剣に考えてみて下さい。
素晴らしい人生にしなければ生きた価値がない
精一杯命の力と働きを使わせていただくことが大切です。頑張れば頑張るほどたくさんの命の力を使うことができるようです。無気力、やる気が起きないでは力を使っていることにはなりません。どんなに優れた能力を持っていてもやる気がなければ素晴らしい結果を出すことはできません。
正しいことにたくさんの命の力を使えるようになると、その働きも頂けるようになります。運命や環境のすべてから今までとは違い自分を応援してくれているかのような力が働きだします。
大切なことは決してこの働きは現生ご利益ではありません。全体を良くしていくことに働く力であり、自分個人のことには働きません。この力と働きを使いこなせるようになることが一人前と呼べる存在とならせて頂くことのようです。
私たちは長い時を経て今の状態まで育てて頂きました。何一つ自分の力でしてきたわけではないのに、自分一人の力で生きてきたという錯覚をしていました。すべてが大自然の力と働きである 生命の大親 よりお与え頂いたものであるにもかかわらず。
ただそのことを判らせて頂いたことは大きな一歩です。これからは 生命の大親 にすべてをお与え頂き、そしてすべてをして下さっていることに感謝の気持ちを持って生きましょう。そして周りの人たち、あらゆるものにも感謝をしましょう。感謝することは少し高い気持ちです。この人生を価値のあるものにするためにも、まずそこから始めてみましょう。「この人生に一片の悔い無し」で終われるように。
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