自分らしく生きていきたい。誰でもそう思い、そのようにありたいと願っていると思います。でもそう思うことによって選択の幅を狭くし、とても不自由な生き方になっているとしたらどうでしょうか。自分らしくという言葉にしばられ他の生き方ができなくなっていませんか。
素晴らしく生きていくためには今までとは違った生き方を選ぶ必要があるかもしれません。そのことを少し考えてみましょう。
どう生きるかは自分次第です
生き方に決まりはなく、どんな生き方であって素晴らしく生きることができればいいと思います。生きることの選択肢は無限にありどんな生き方をするのも自由で自分の気持ち次第です。
あるところにラーメンが大好きな人がいたとしましょう。その人が食事をしているところを見るといつもラーメンを食べています。それも決まって同じ醤油ラーメンです。どうやら毎日ラーメンを食べているようで、他の食べ物を食べているところを見たことはありません。ある時「なんでラーメンばかり食べているの」と尋ねてみると、「ラーメンしか食べたことがないから」と答えてくれました。
もしこんな人がいたらあなたはどう思いますか。なぜラーメンしか食べないのか不思議に思うと思います。他にもたくさんおいしい食べ物があるのにラーメンしか食べないなんてもったいない。と誰もがそう考えると思います。
どれだけたくさんの選択肢があってもその人にはラーメンという答えしかありませんでした。その人にとっては選択肢は一つだけです。別にラーメンが大好きだから食べていたのではなくラーメンしか知らなかったのです。
少し高いところから見ると私たちも全く同じ生き方をしているのかもしれません。たくさんの生き方があるのに今の生き方しか選ぶことができませんでした。
自分にはこの生き方しか無いとか、自分らしい生き方といって正当化し、今までとは違う生き方を選ぶことができない臆病者なのかもしれません。
変わっていくことの歓び
成長していくこととは変化していくことでもありますね。今の自分に固執しすぎると成長の妨げになってしまいます。
新しいことに挑戦しようとするときに失敗は付きものです。ですがその失敗を恐れるばかり自己保存の力が働いてしまい、挑戦する気持ち自体が揺らいでしまいます。その結果挑戦することをあきらめてしまい何も変えることができません。
もし失敗することを恐れず果敢に挑戦し続けることができたらどんな結果になるでしょうか。
もし本当に恐れなければならないことがあるとすれば、それは失敗することではなく何も変わらないことです。変化しないことは大自然の摂理に背いた行いです。
親は子の成長を自分の喜びにします。私たちの心も未だ未熟であり成長の途中です。日々成長を続け変わっていかなければなりません。昨日より成長している今日、そして明日は今日より成長していなければなりません。身体の成長は止まっても心の成長は止める必要はありません。日々新しいことに挑戦し変化していく自分を楽しみ喜びにしましょう。
新しい生き方を選んでみる勇気
生命の大親 は私たちにたくさんの味わいを持たせて下さるためにこの素晴らしい世界を現わして下さいました。でも私たちはまだ狭く小さいほんの一部しか味わったことがありません。そのことに気が付いてもいませんでした。
では今までとは違う生き方を選ぶにはどうすればよいのでしょうか。
そのためにはまず自分の心を広げましょう。物事を否定的にとらえる気持ちがあると、新しいことに挑戦する気分になりませんね。この先に輝ける未来が待っていると思えば、積極的に新たな生き方を選ぶ勇気が湧いてきます。
そして新しい生き方を選び挑戦することで、今まで自分が持っていた小さな悩みは段々と消えていくような気がします。積極的に生きることは心の芯にも影響し、自分の雰囲気や印象まで良いものに変えてしまいます。今まで小手先で変えようとしても変わらなかったものが変わっていくと思います。
たくさんの生き方があり自由に選ぶことができたのに、ずっと一つだけの生き方をみんな選んできました。
生命の大親 はたくさんのメニューをご用意して下さり、私たちを待っていてくださいます。その御心に少しでも沿えるよう自分の心を広げましょう。
今まで味わせて頂いたものはほんの一部です。この世界は限りない素晴らしさを味わせて頂ける御心により創られた世界です。勇気を出して新しい生き方を選んでみましょう。これからも面白いことがたくさん待っています。そのことを感謝の気持ちで生きることも生きる歓びの一つだと思います。
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