生命を頂いてもそれだけでは何も使いようがありません。生命を頂くと同時に気持ちも持たせて頂いて、気持ちが生命の力と働きを使って様々な活動をしています。私たちにもそれぞれ気持ちがあります。たくさんの活動を通して、嬉しかったり、悲しかったり、怒ってみたりと色々な思いをしながら日々をお過ごしだと思います。気持ちはみんなそれぞれ違います。その気持ちについて考えてみましょう。
1.生命と気持ちはセット
生命と気持ちは一体となって存在しています。生命だけでは何もすることはできませんし、生命が無いのに気持ちだけが存在することもありえません。私たちが自分の存在を確認できるのも、生命を頂くと同時に気持ちも頂いているからできることです。生命はみな同じそうですが、気持ちはひとつひとつ違います。自分の気持ちが自分です。自分の気持ちが生命の力を使って色々な活動をしています。
2.気持ちが観念をつくる
私たちは日々色々な気持ち、思いを感じながら生活しています。嬉しいことがあれば嬉しい思いを持ちます。 気持ちはその時々によって変わります。 そのたくさんの思いを貯えて自分の観念という気持ちの固まりを造り上げていきます。思い出に残るという感じではなく、もっと正確に事実通りに記録されていくようです。ですから楽しい事や、素晴らしい感動を多く感じれば、その喜びの気持ちの固まりになり、怒りや悲しみ、不安やイライラを多く感じる方はその気持ちの固まりになっていきます。そのように今の自分の観念を造ってきました。それはもちろん現在も続いています。
3.どんな気持ちも持てる
日々どのような思いをして生きてきたかで観念が決まります。その観念こそが自分自身です。そしてその観念で私たちは現在も生きています。喜びの観念を造った方はこれからも喜びで生きることができ、周りの方にも喜びを分け与えることができます。対立の観念を造ってしまった方はこれからもずっと対立の気持ちで生きてゆかなければなりません。でも大切なことは気持ちは変えられるということです。今までは無意識に生きてきたので現在の観念がありますが、これからはもっと積極的に素晴らしい観念に造り変えてゆくことができます。気持ちは自分の努力次第でどのような気持ちも持つことができるのですから。
生命も気持ちも死んで無くなってしまうことはありません。自分はずっと自分で生きてゆきます。誰でもより良く、より素晴らしく生きてゆきたいと思いますよね。そのためにもっと積極的に自分を素晴らしく変えてゆく努力が必要だと思います。そしてこの素晴らしい生命と気持ちをお与えくださった 生命の大親に 感謝の気持ちを持って生きてゆきましょう。
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