大親大生命 は私たちに生命という本当にかけがえのない素晴らしいものを与えて下さいました。私たちが頂いた生命は誰も奪うことや、侵すことのできない貴い一番大切な宝物です。
私たちはその生命の本当の力の大きさやその意味をまったく判っていません。生命の力を判っていないから生命の力をほんの少ししか使うことができていません。
生命の本質に目覚める
私たちの命は永遠に変わることのない絶対的なものであり、それはすべての命に共通することです。その命を与えることができるのは 生命の大親 だけです。
生命の大親 の生命の一部を私たちに与えて下さり、命あるものすべてが活かされ生きることができています。
私たちは今まで命を自分の気持ちに従い使いたいように使い好き勝手に生きてきました。
命はそんなに軽々しく適当に扱ってよいものではありません。とても大切なものであり尊いものです。命の尊厳は決して侵害されてはならないものです。そのことを判らず考えもせずにずっと生きてきました。
私たちはこの命の根源的本質に目覚め、自分の心の中で確かな揺るぎのないものにしなければなりません。そこから自らの気持ちを高めていく行いを本格的に始めることができます。
目覚める時がきています
私たちは貴い命の本質をまったく理解していません。ですから他の命を軽く考え簡単に葬り去ろうとします。それは自分の命の大切さをもまったく判っていない行いです。
もしこの地球上のすべての生き物がその生命の尊さに目覚めることができたらどんな地球になるでしょうか。
今の地球は命を頂いたもの同士が互いに争い、少しでも自分が優位に立つことだけを考えしのぎを削っています。戦争や犯罪により命の尊厳は失われ、武力が正義となり弱肉強食という獣たちの気持ちの段階にまで落ちてしまいました。
本来素晴らしく生きるための教えであるはずの宗教ですら考え方の違う組織間での争いが絶えません。そして一番の問題は日々繰り返されるそれらのことにより私たちの心は慣れ感覚が麻痺してしまい異常なこととすら感じられなくなってしまったことです。
もし生命の本質が判っていたらそんな事態になることがあるでしょうか。
これはたぶん誰の責任でもありません。私たち一人ひとりの心の問題です。ですから私たちそれぞれが自分の心と向き合い、悪いところを是正し高めていくしか治す方法はありません。そのためになんとしても生命の根源的本質に目覚めなければなりません。
自分の心は自分にしか変えられない
私たちは数えきれないほどの生まれ変わりを通して自分の今の心を造ってきました。ですが命を頂いたものが本来創るべき心とはだいぶズレているようです。私たちの大半はそんなに悪いことはしません。ですが争いや攻撃の気持ち、自分を少しでも良く見せようとする虚栄の気持ちは誰しもが持っていると思います。その気持ちが今の地球の実際の姿の表れです。
ですから生命の根源的本質に目覚め、自分の中に確かなものにしなければなりません。その目覚めがないまま小手先でうわべだけを装ったところで自分の心の本質は変えられません。
そして自分を本質から変えるには、自分でやるしかないことを肝に銘じてください。自分の心は自分で創りました。ですからその心を創り変えることができるのは自分しかありません。誰に頼んでも他の人には自分の心を変えることはできません。ある日突然違う自分が空から降ってくることは絶対にありません。
自分の本質を変えるには心の奥底に沈んだ醜い自分の気持ちを引き上げ光に晒すことから始めなければなりません。今まで目を背け、決して認めることのできなかった気持ちですからそれは簡単なことではなく、つらく痛みを伴うことかもしれません。ですがその苦労をしたものだけが見える景色があります。その先には必ず今まで感じることができなかった大きな歓びが待っています。
これから先も私たちは成長を続け、ずっと変わり続けなければなりません。少しでも御心に近づくことができる様進み続けなければなりません。それが大自然の摂理でありとても大きな歓びになるはずです。
自分の成長をもっと楽しみましょう。時の流れは変わっていくためにあります。楽しむことは積極的に命の力を使う行いです。
自分の命と気持ちは自分にとって一番大切なかけがえのないものです。それは誰でも同じです。踏みにじることできる命や気持ちは一つもありません。このことをもう一度よく考えてみて下さい。
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