生命と気持ちを頂きました。これからたくさんの事を体験し、色々な事を考えながら観念を拡げ発展して生きてゆくことができます。そのためには実際に体験しながら いろいろな事を知り、 思いを収穫し、また自らも気持ちを表に向かって表現してゆく舞台が必要です。それが 生命の大親 がお造り下さった今のこの世界です。
1.身体がなければ何も感じられない
色々な思いをし、様々な事を感じるためには、実際に何かを体験する事のできる場所とそこで過ごすことのできる身体が必要になります。実際に目で見たりやってみたり味わってみたりしなければ、思いや感じを持つことができないからです。そのために今のこの世界をお造り下さり、たくさんの体験をさせて下さるために身体を貸して頂きました。生命があり身体を使ってたくさんの体験を通し気持ちを集め観念に収めてゆくための機会が今の私たちの人生です。
2.身体は一時的にお借りしているもの
生命と気持ちはずっとなくならないものですが、身体は一時的にお借りする限りのあるものです。誕生し、成長しながらたくさんの思いをし、いろんなことを学びやがて死ぬという形で終わります。そしてまた新しく誕生し、という繰り返しです。その生まれ変わりで観念を少しずつ大きく成長させていきます。一生を文字通り一生懸命生きて自分の観念を大きく素晴らしいものにできれば、次の人生はより素晴らしく発展するでしょう。だらだらと生きて大して成長しなければ、次はまたそこから始めなければなりません。ですから一生は貴重なものです。限られた時間の中で少しでも多くの素晴らしい思いを収穫し高めることができなければ生きた価値になりません。誰でもより良くより素晴らしく生きたいと思って生きているのですから。
3.終りがあるから次の新しい誕生がある
身体が一時的にお借りしているもので、生まれ変わりを通して成長してゆく。このことが誰もわからないので、身体が自分であると思い込んでしまいます。老いていくことを悲しみ、死ぬことを恐れ、気持ちも暗く沈んでしまいます。でも終わりがないとしたらどのようになってしまうでしょうか。終わりがあるから新たな始まりがあります。区切りがあるから新たな気持ちで新しく出発することができるのだと思います。あまり良い1年ではなかったとしても、年が変わりお正月を迎えれば誰もが新たな気持ちでスタートすることができるのではないでしょうか。区切りがあるのはありがたいことです。
生命の大親 に生命を頂き、気持ちも頂いて素晴らしい思いを収穫できる機会と場所もお造り頂いて必要なものすべてをお与え頂き、これまで生きることができました。そのことを全く知らず、考えもしなかった幼い私たちです。これからは感謝の気持ちで与えて頂いた力と働きを使い、自分の道を切り開いていきましょう。
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