大自然の大いなる生命のお力とお働きにより、すべてのものが生かされています。実際に大自然が存在し、すべてのものが命を頂き生きています。これは否定しようのない事実です。
素晴らしく自分を高めていくためには、大自然の事実を学び生きてく必要があります。事実とは「自明の理」により証明されるものでなくてはなりません。
本当の親を誰も知らない
大親神大生命の御心によりこの世界のすべてが現わされています。この世界をお創り下さり、法則や摂理の決まり事を創り、大親の生命の一部をお与え頂き、生命の御子として素晴らしく生きていけるよう、心と体、そしてたくさんの思いを収穫させていただける今のこの世界、運命や環境など必要なことすべてをしていて下さっておられます。
私たちは親を知りません。そのすべてを与えて下さっている生命の大親を知らずにずっと生きてきました。ですから私たちの心のどこかでは、親を探し求める気持ちや親がわからない不安や心配をいつも抱えて生きてきたと思います。親とはぐれ迷子になっている幼い子供と同じ気持ちです。
心に常に不安や心配があれば情緒は安定しません。その情緒の不安定さがイラつきや妬み疑いを生み、対立の火だねとなってきました。
人と人が傷つけ合い殺し合う戦争が起き、それは現在も続いています。
少しでもその苦しみから逃れるために人は神仏を造り救いを求めました。
実在しない人の造った神仏
人の造った神や仏は実際には存在しない観念の産物です。地球にはたくさんの神や仏がありますが、どれも誰かが考え造り出した見せかけの架空の存在です。
キリスト教の天なる父もキリストさんが言い出すまでいませんでしたし、アッラーの神もモハメッドさんが言わなければ存在はしません。あらゆる神社仏閣もみんな同じです。恐竜時代には宗教はありませんでしたが、みんな生命を頂き生きていました。人が生まれるはるか昔からずっと生命の活動は続いています。
人の造った神は「自明の理」でその存在を証明することはできません。
人間には命をつくる力はありません。ですから人の造った神や仏には命や心はありません。まして人がみんなを助け救うことのできる人を超えたものを造れるはずがありません。
誰もがいつか必ずお借りした体をお返しして気持ちの世界に戻ります。気持ちだけで生きていく生活に変わります。気持ちだけですから今まであった地位や名誉、財産、家族などすべてが消え去ります。私たちはそうなることを知りませんから突然そうなった時に、いったいどうすればいいのか全くわからず途方にくれ、それまで拝んでいた神仏に頼ろうとします。ですがその神には実体がありませんからそこにはいません。命や心もないので心をつなげることもできません。信じられるもののない悲しみと不安から、やり切れない苦しみでそれから先を生きていかなければならないそうです。
せっかく心を高めるために頂いた尊い機会を、逆に苦しみを強くして戻る結果となってしまいます。
大親神さまは御心をお持ちの実在する本当の神様です。今現在もそうですし気持ちの世界に戻ってからも、大親神さまの御心とはつながりを持つことができます。大親神さまの生命の御子ですから当たり前のことで、私たちが知らないだけのことだそうです。
大親神さまの御心につながることができれば、永遠に感謝と感動の思いで生きていくことができます。大きな御愛を感じ素晴らしい気持ちで生きていく本来の姿を取り戻すことができます。これは本当に幸せなことであり、独房の中で苦しみながら生きていくのとは大違いです。
御心とのつながりを持つことができれば、つながりを持つ同士も心の交流ができるようになるそうです。気持ちの世界であってもほかの心とつながりを持ち、一人ぼっちでやり切れない苦しみから解放され生きていくことができます。
大切な私たちの地球を守る
この世界は大親神さまがすべてのものが素晴らしく成長し発展していけるよう現わして下さった理の親世界です。
この地球には大親神さまのご存在がわかり、すべてをしていて下さっていることへの感謝の気持ちで生きているものがいません。誰もが一番身近で一番お世話になっている本当の神様のご存在を知らないんです。
私たちの地球は今、深刻な危機を迎えています。地球に住む私たちの徳が切れかかっていて、幾つもの末期的な現象が現れています。政治の混乱が国同士の対立を招き、自然環境の変化で災害や疫病も力を増しています。人の心は荒み、均衡を保つ力も弱まり人々の間の格差が広がり続け、一握りの金持ちが巨万の富を築く一方で貧困で飢えに苦しむ人たちがたくさんいます。
このままでは地球はどんどん悪い方に進み、徳を減らしいずれなくなってしまうかもしれません。
私たちにはこの地球が必要です。地球がなくなってしまったら元も子もありません。
この地球を素晴らしい星に変えられるのは大自然の大いなるお力しかありません。そのためには事実に目覚め、御心に沿って生きていくことのできる種がなくてはなりません。今までの古い慣習にとらわれず。事実通りに生きていくことのできる新しい種です。良い種があればそれを元に殖やしていくことができます。
すべてをしていて下さる一番お世話になっているご存在を無視し、自分たちが造った神に救いを求めているような星には、大自然の大いなるお力は働きません。
今ここで事実に目覚め本当のことを考えて生きていくものが必要です。いつかこの人生も終わる時がきます。この人生を価値あるものにするのも、単なる時間の浪費で終わらせてしまうのも、決めるのは自分です。
同じ一生であれば価値ある一生にした方がいいに決まっています。今まで通りに生きていてもそんなにはたいしたことはないと思います。勇気をもって立ち上がり、新たな一歩を踏み出すことで次の時代が始まります。
すべてをしていて下さる大親神さまに精一杯の感謝の気持ちで生きてみる。ただそれだけのことで生きることの意味がまったく違ってくるようです。お世話になっているから感謝をする。そんな当たり前のことをするだけですべてが変わり素晴らしく成長発展していける生き方になっていきます。
みんなで新しい地球の種となることを目指して頑張りましょう。
大親神大生命の貴きご存在を心に刻み、大自然の摂理をわかって生きていく。その思いをより強く、より深くしていくことが自分の心を高めていくことです。
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