私たちすべての生き物に生命を与えて下さった 生命の大親 のご存在をもう少し考えてみましょう。生きているもの、広く捉えれば存在しているものすべてが 生命の大親 に生命を頂き活動をしています。生命がなければいかなるものも存在することはできません。唯一生命を与えて下さることのできる 生命の大親 がすべての存在の親です。
1.存在こそが生命
生命があるから存在することができます。私たちが今存在することができるのは親がいて下さったからであり、親から生命を頂いて子として誕生させて頂きました。
ただ人の両親は生命をつくることはできません。生命の大親 の御心により全ての生命あるものが素晴らしく発展していくための仕組みもお創り下さり、生命を頂き実際に今生きています。このことは命を頂いているものすべてが判らなければなりません。そのことを判らせて下さるために生物の親子の関係があるそうです。
生命の大親 こそ偉大であり絶対なるご存在です。私たちが今現実に生きている事が 生命の大親 のご存在の証しです。
2.すべてをお与え下さった
私たちの生命はひとつ一つが 生命の大親 と縦の線でつながり、私たちのそれぞれの生命も横の線でつながっています。それが大きな一つの生命として存在しています。なかなかイメージするのがむずかしいですね。それぞれの生命は大きな生命の一部分としての力と働きを頂いているのです。その大きな生命こそが 生命の大親 です。
生命の大親 が私たちに与えて下さったものは生命だけありません。たくさんのことを知ることができ、いろいろなことを考えたり感じたりすることができる心・気持ちもそうですし、今いるこの世界も私たちが素晴らしく成長し発展していけるようにご用意してくださいました。
私たちは全くこのことが判らず 生命の大親 に何の感謝の心を持つこともなく今まで生きてきました。これは大変失礼なことであり、申し訳けのないことですね。私たちは親のご存在を全く無視して生きてきたのですから。
3.生命の大親 のご存在がすべてです
生命の大親 のご存在がもしなかったとしたらどうなっていたでしょうか。すべてのものが無であり、その無すらなかったのかもしれません。ただそのご存在があることで全てのものが存在しています。本当に貴いご存在であることが少しだけですが判りましたね。
その 生命の大親 から生命を頂いた私たちもそれぞれに素晴らしく生きることのできる力と働きを使って高まっていかなければなりません。生きることは素晴らしさに向かい進んでゆくことです。生命の大親 がそれに必要なあらゆるものをご用意して下さり、それを望んでいて下さります。もしこのことが本当に判るようになれば素晴らしく生きることへの確実な一歩前進だと思います。
生命の大親 のご存在があり、私たちも存在しています。いわばすべて生命の家族です。家族ですから互いに助け合い、支えあって生きてゆくのが当たり前ですよね。それを私たち人間は争い、殺し合いや奪い合いをずっと続けてきました。このことを親であればどのように思われるでしょう。私たちも本当のことを知りそして考え、本来の正しい生き方に直してゆかなければならない時が来ていると思います。
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